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> 企画・制作のご依頼 > 導入事例 株式会社海の中道海洋生物科学館様

[インタビュー記事]リアル謎解きゲーム導入のきっかけは?導入企業に聞く期待と効果

2016年8月1日、同施設では4作品目となるリアル謎解きゲームのリリース日に、集客担当者の生の声をインタビュー取材しました。

インタビュー概要

テーマ: リアル謎解きゲーム導入についての期待と効果
インタビュイー: 株式会社海の中道海洋生物科学館 営業課 主任 藤丸 亜矢様
インタビュアー: DAS株式会社 小川 真輔

インタビュー内容

(小川)今回はインタビューの機会を頂きましてありがとうございます。実際に数度とリアル謎解きゲームを導入して頂いている福岡の水族館、マリンワールド海の中道にて企画や営業関連を担当される藤丸さんにインタビューをしたいと思います。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

(藤丸)よろしくお願いします。

(小川)それではひとつずつ、質問をさせていただければと思います。 まず、施設の集客についてのご質問です。水族館という特殊性の高い施設かと思いますが、集客面などで普段心がけていることなどございますか?

ーー Q1 集客について普段心がけていることは何でしょうか?

まず基本的に水族館にご来場されるお客様は生き物を見に来ております。ただし、ご来場者の全員が水族館の生物を専門的に知りたくて来ているわけではありません。したがって、集客企画を立案する際には、生き物の専門知識を売りにするだけでなく、デートや家族サービス、最近、水族館に行ってないから行ってみようなどご来場のキッカケ作りになる企画を「生き物の展示以外」で実施するように常に心がけております。
ちなみに私は集客担当になる前は生物担当で飼育係りしていたのですが、その時とは現場が変わってからは、別の視点から物事を考えるようになりましたね。

(小川)なるほど。その生き物以外の集客企画ということでリアル謎解きゲームを御導入いただいたわけですね。ありがとうございます。その後、来館集客はいかがでしょうか?

(藤丸)はい。お蔭さまで昨年度は年間70万人の来館者を記録しました。この数字は実に17年ぶりの快挙になっておりまして、色々な企画が功を奏した結果だと考えています。 年間パスポートのご購入者様も1万6千人ほどを占めています。やはりコアな方は、福岡県近郊の方が多く何度も足を運んでくださって、今では顔とお名前が一致する方もたくさんおりますね。

真剣なまなざしで熱く語る藤丸さん

(小川)お客様の顔がみえるのはとても素晴らしいことですね。 それでは数年前の記憶に遡りますが、リアル謎解きゲームを最初に導入したきっかけについてお伺いさせていただいてもよろしいでしょうか?

ーーQ2 リアル謎解きゲームを実施したキッカケをお聞きしてもよろしいですか?

(藤丸)一般的に、水族館のイメージは暖かい時期に行くイメージが強く、どうしても秋から冬にかけて来館者数が落ち込みやすい傾向があります。
季節ごとで様々な部署から集まりイベントチームを作っているのですが、その中である社員から謎解きが流行ってきていると聞きました。しかも大人がハマっているコンテンツという情報でした。そもそも水族館でも、冬にかけては大人の方が増える傾向がありましたので、これはピッタリだなと感じました。

(小川)そうですよね。最初はハロウィーンの作品でしたね。

(藤丸)そうです。ハロウィーン、クリスマス、バレンタインと大人が集まりやすい季節感ということが当てはまりました。 「水族館は貸切ができる!」という強みがあるじゃないかと気づき、では夜の水族館を実際に貸し切って70分で解ける謎解きゲームをやってみようとなりました。

マリンワールド海の中道にて開催したこれまでの4作品

(小川)ありがとうございます。それがまさに私たちとの最初の出会いのルーツだったわけですね。 それから4作品をご一緒させていただきましたが、弊社、謎解きタウンにさらに期待することはございますか?

ーー Q3 「謎解きタウン」に期待することは何ですか?

(藤丸)今回は、4作品目にして初めて営業時間中での開催となりましたが、すごく嬉しかったのが、謎の中にマリンワールドのオリジナルのストーリーがしっかりと組み込まれているところでした。お客様にとっても参加する意味が強いのではないかと思います。パッケージされた作品ではなく、今後も柔軟にマリンワールドの要望を取り入れていただけることに期待です!

(小川)ありがとうございます。今後もオリジナルストーリーで、マリンワールドならではの作品づくりに注力していきたいと思います。

(小川)話はかわりますが、すでに4度と導入をされた企画の先輩として、導入検討をされている集客担当者さんにどういった内容をおすすめしますか?

ーー Q4 藤丸さんはどのような謎解きゲームをオススメしますか?

(藤丸)あんまり考えたことがないので、今とっさに思いついたレベルなのですが、裁判所や消防署など人が「普段入れないような場所や社会科見学」でしか行けないような場所がおもしろいのではないでしょうか?御社は県庁舎で謎解きゲームとかもやられましたよね?

(小川)はい、やりました。確かにあれはなかなか普段入ることができない貴重な場づくりができましたね。

(藤丸)やはりそうですよね。あとは、「その時間、限定!」で入れます!みたいな企画ができたら楽しいですよね。

(小川) 福岡では何かありますかね?

(藤丸)病院とかがいいと思います。もちろん、施設の中には、重度の病気の方もいるとは思うのですが、入退院を繰り返して通院していて学校に行けない方たちや院内学級の子どもたちが謎解きゲームを通じて普段とは違った病院の景色も見ることができたりするので楽しめるのではないでしょうか?

(小川)エンターテイメントの作品を通じて、病院であっても子供たちが笑いに溢れる空間づくりのお手伝いができると非常にやりがいがありますね。

(藤丸)病院も今はすごくきれいな場所も増えていて、ヘリポートがあったりとみどころのある場所が増えています。院内学級であれば、人もあつまることができるでしょうし、ビジネスになるかどうかわからないですが、有意義になると思いますね。

(小川)ありがとうございます。思いもよらぬアイディアが出てきましたが、我々も幅広く視野に入れていきたいと思います。 それでは最後に、マリンワールドの今後の展開についてお聞かせください。

ーー Q5マリンワールドの今後の展開を教えてください!

(藤丸)2016年10月3日(月)から来年の4月まで、全館改修工事ということで約9割の水槽に何かしらの手が加えられます。平成元年にオープンしてから28年での大改修となり、新しくなったら水族館のテーマが「対馬暖流」から「九州全体の海の紹介」に変わります。
「九州の玄関口の水族館ですよ!」という位置づけで癒しですよというテーマを出していきます。リニューアル初年度は、真っ向勝負で展示物を出していこうと思っております。その後は社会の状況、お客様のニーズを見ていきながら、イベントなどを考えていく予定です。

(小川)是非、イベント検討の際は、次のリアル謎解きゲームについてもご検討ください。

(藤丸)もちろんです。ぜひ、また福岡に遊びにいらしてください。

(小川)それでは本日はインタビュー取材にご協力いただきましてありがとうございました。

(藤丸)ありがとうございました。

癒しですよ!!というテーマでリニューアルの日を迎えたいと意気込む藤丸さん

~ 後 記 ~

4作品目のリリース初日にも関わらず、終始、和やかなムードでインタビューに応じていただくことができました。
マリンワールド海の中道は、水槽が大きく、ダイナミックショーなど、見ごたえ十分の水族館です。
そんな水族館内全体をぜいたくに回遊できる謎解きゲームが、2016年8月1日~10月2日までのさよなら企画として開催中です。
ナゾトキで楽しく遊びつつ、この機会にリニューアル前の最後の水族館の魅力を思う存分ご体験ください。
また、取材日に館内をロケさせていただきましたので、館内の様子をムービーでもあわせてご覧ください。マリンワールドの館内のすばらしさをちょっぴりお伝えします。

導入事例一覧

  • 事例紹介:京都市教育委員会様
  • 導入事例 NPO法人 大丸有エリアマネジメント協会様
  • 導入事例 株式会社海の中道海洋生物科学館様
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